メニュー

花粉症の治療

花粉症花粉症は、I型アレルギー(いちがたアレルギー)に分類される疾患の一つで、植物の花粉が鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。

治療について

治療には症状を抑えることが目的の対症療法と、花粉症そのものの治癒を目指す免疫療法があります。現在一般に行われている主な治療は対症療法です。花粉飛散前から薬を使用することにより、花粉飛散ピーク時の症状が軽くなると言われています。症状がひどくなると炎症を抑えるのが難しくなる傾向があるので早めの治療をお勧めします。

以前は処方箋がないと入手できなかった薬が最近一般の薬局でも購入できるようになりました。現在市販されている花粉症の内服薬はくしゃみ、鼻水に対しては効果を示しますが、鼻づまりに対する効果は弱い傾向にあります。市販薬で症状が改善されない場合は医療機関での診察をお勧めします。眠気の出ない(脳内に成分が移行しない)内服薬もあるので、眠気の副作用が心配な方も安心して治療を受けられます。さらにくしゃみ、鼻水だけでなく鼻づまりにも有効なステロイド点鼻薬(鼻に直接噴霧する薬)も処方薬となります。ステロイド点鼻薬は以前は薬特有のにおいがしたり、のどに薬液が流れ不快感を生じたりしていましたが、最近はだいぶ改良され、種類も多くなっています。粉状のもので殆ど使用感がなく、これまで点鼻薬に抵抗があった方も不快感なく使用できるものもあります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME