メニュー

副鼻腔炎(ちくのう)の治療について

Q. 鼻かぜがこじれたため、他の耳鼻科を受診したところ、副鼻腔炎と診断されクラリスロマイシンを1か月飲まないと良くなりませんと説明されました。治療に1か月もかかるのでしょうか?

A. 鼻かぜが悪化しておこる急性副鼻腔炎は治療に1か月かかることはそれほどありません。その原因となる細菌は主に肺炎球菌、インフルエンザ菌(いわゆるウイルスのインフルエンザとは全く別物の細菌)、モラクセラ・カタラーリスです。細菌の種類によって効果を示す抗生剤が異なりますが、抗生剤の選択が適切であれば、1週間で症状はかなり改善し、2週間もすれば多くの方が治癒します。時折、重症で3週間ほどかかる方もいらっしゃいますが、1か月かかる例は少数です。一般的にクラリスロマイシンは副鼻腔炎のなかでも慢性の場合に使用される薬です。その耳鼻科での治療は急性と慢性を混同してしまったものと言わざるを得ません。急性の段階での治療が不適切であった場合、慢性化し手術が必要となることもあるため注意が必要です。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME